はじめに
 この文章を掲載された頃、本来なら東京オリンピック・パラリンピックが終わり、話題にしたかったのですが、新型コロナウイルス(covid-19)の感染拡大により2021年に延期より、これらの話題は書けません。その代わりと言ってはなんですが、私がサポーターとして応援しているJ1北海道コンサドーレ札幌の元監督で、現在FC今治CEOである岡田武史氏が書いた著書「岡田メソッド」について述べたいと思う。
現在、J3 F C今治(ホームタウン:愛媛県今治市他)の運営会社の会長である岡田武史氏は、2014年11月から地域リーグのクラブ経営に携わり、4年をかけてJリーグ(J3)昇格を果たしたが、この4年間の試行錯誤を経て、成果を整理したものが「岡田メソッド」である。今回は、「岡田メソッド」を書評も含め紹介し、「経営コラム」としての感想を述べたい。

1.なぜ「岡田メソッド」ができたか?そして目的は?
 内容に入る前に、なぜ「岡田メソッド」ができたのか?背景を述べる。
 日本人のサッカー指導者の傾向として、次のようなものがある。「ここでボールを持ったら、あそこに蹴れ」。指導する内容は、どのようにプレーするかのハウツー論(方法論)を教える傾向がある。(これは他のスポーツも同様かもしれない。)ちなみに、サッカーのサポーター、いやサッカー「自称」評論家みたいな人が私の友人にいるが、彼らが語ることは、どのように攻撃するか、もしくは守るかの「戦術」論の話が多い。
 ところが、特にJリーグ創成期の1990年、2000年代頃に日本にやってきた外国人指導者は、こんな言葉で疑問をぶつけてきたらしい。

 「日本の選手は、こういう時は、どうプレーすればいいかと、なぜ聞いてくる?それを自分で考えるのがサッカーだろ」
 
 そして、その疑問を解決できない大多数の外国人指導者は、やがて成績が不振になり、サポーターから吊し上げをくらい、結局、途中で投げ出す形でクラブから解任を言い渡され日本から出て行くこととなる。
 岡田武史氏は、外国人指導者との交流が多く、これらの言葉を散々聞いてきたそうで、この現状を打破しようとしてきた。その過程で岡田氏は、2014年のワールドカップ後、スペインのF Cバルセロナで技術部長をしていたジョアン・ビラ氏と会話する機会があったそうである。その時、以下の衝撃の言葉を聞くことになる。

 「スペインには、プレーモデルという、サッカーの型のようなものがある。その型を、選手が16歳になるまでに身につけさせる。その後自由にさせる。ところで、日本には、型がないのか?」

 実は、岡田氏の方向性は、「最初は自由にやらせて、それから型にはめる」ということだったらしい。ジョアン・ビラ氏の考えは真逆と言えた。
 岡田氏は、このジョアン・ビラ氏考えをベースに、「日本人が世界で勝つための「プレーモデル」を作り、それを落とし込んで、あとは自由にするチームを作ってみたい」という思いが募り、その理想を実現するため、2014年末、愛媛県今治市へ移住、F C今治代表取締役社長として、クラブ経営へと行くことになる。そして、2019年までのF C今治における成果を教本としてまとめたものが、「岡田メソッド」である。

2.岡田メソッドとは何?
 早速ですが、この本に書かれた「岡田メソッド」の定義を記載する。「岡田メソッド」より、抜粋すると以下の通りである。

 「岡田メソッド」とは、主体的にプレーできる自立した選手と自律したチームを育てることを目的とした、サッカー指導の方法論の体系したものである。

 F C今治のホームページでは、「岡田メソッドは日本人が世界で勝つためのイノベーティブなサッカーを確立するための指導法」と書かれている。

 岡田メソッドの方法論は、10個のメソッドで構成、体系化されている。(図1:岡田メソッドの全体像 参照)。

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図1:岡田メソッドの全体像(10個のメソッド)※赤枠が本書で詳細に紹介する部分です。

 岡田メソッド10の方法論のうち、今回のコラムでは①サッカースタイル、②プレースタイル(4つの原則)、③テクニックとプレーパターン、⑤ゲーム分析とトレーニング計画、⑥コーチング、⑩チームマネジメントを簡単に述べる。

3.岡田メソッドはプレーの原則を体系化したもの

(1) サッカースタイル
 「サッカースタイル」とは、個々の戦術を超えて、全体としてどのようなプレーを目指すかを指す。ヨーロッパの各国代表には、代表に集まる期間は、選手の「クラブ優先」より期間が短いが、その状態でもすぐチームが形成できるように、その国の「サッカースタイル」がある。
 イタリア代表のサッカーなら、守備をベースとし、「1−0」で勝つ「カテナチオ」、イングランド代表のサッカーなら、ロングボールの運び方で試合を進める「キック&ラッシュ」、そしてドイツ代表のサッカーなら、1対1を大切にする「ツバイカンプフ」という感じである。
 「岡田メソッド」でのサッカースタイルは、「個」を最大限に尊重しつつ、「組織的」に闘うものとしている。「組織的」の内容も、①位置的優位性、②数的優位性、③タイミングの優位性、④共有心理による優位性と4つの優位性に落とし込んで、具体化している。
 ちなみに、日本代表のサッカーはどうであろうか?よく「組織」で戦うと言われるが、代表での共通認識は、サポーターから見ても「わからない」。イタリア、イングランド、ドイツのようなサッカースタイルの共通語があると感じない。そのため、代表では、監督が変わるごとにチームを作り直し必要が生じる。

(2) プレーモデル
 「岡田メソッド」でいうプレーモデルは、サッカーのプレーの原則を体系化したものである。F C今治のホームページの言葉を借りれば、「FC今治のサッカー哲学に沿ったサッカースタイルを実現するためのプレーの原則「プレーモデル」をバイブルとする。」と書かれるぐらい、「岡田メソッド」では最重要項目といえる。先述にあった「型をはめる」部分がこの「プレーモデル」に当たる。
日本のサッカー選手は、サッカー選手として基本となる「プレーの原則」をあまり学ばず、チーム戦術(戦う方法論)を教えられる傾向がある。また、それ以前に指導者、選手とも「サッカーを体系的に理解」しているかというと「?」であった。そのため、チームのやり方(チーム戦術)が変わると自分の良さが出せなくなる選手が続出する傾向があるようだ。
 「岡田メソッド」の「プレーモデル」では、「プレーの原則」を体系化しており、指導者が全体像を理解した上、「原則」から選手を導く。それにより「原則」をプレーの基準や判断材料として、自ら解決策を見出すことができ、その結果、自立した選手の育成につながると考えている。(図2 参照)

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図2:自立した選手を育てるための方法論(出典:岡田メソッド)

 「岡田メソッド」での「プレーモデル」は、サッカーの攻守の大前提となるプレーの目的や仕組みを整理した「共通原則」、チームとしてプレーするための基本となる原則を整理した「一般原則」、「共通原則」、「一般原則」を元に、個人とグループがどのようにプレーするかを整理した「個人とグループの原則」、そして、試合でのシチュエーションを考慮し、チームの戦術的要素を含んだ原則として整理「専門原則」などから構成されている。
※図3 プレーモデルの全体像 には記載されていないが、他に「ゴールキーパーの原則」、「セットプレーの原則」がある。

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図3:プレーモデルの全体像(出典:岡田メソッド を一部編集)

 ここでは、上記の4つの原則の中で、サッカーの目的としくみを説明した「共通原則」の概要の図を示す。そもそもサッカーとはどのようなものか?という意味で、「サッカーの4局面」「ピッチの捉え方」「攻撃の4段階」「守備の4段階」で説明している。

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図4:プレーモデル 共通原則(出典:岡田メソッド を一部編集)

 この4つの原則の説明は、一部でも書きたいところだが、原則を網羅した「プレーモデル」は「岡田メソッド」のメインの部分であるため、それをやると本書の半分以上紹介すると同じのため、ここでは割愛したい。この「共通原則」の概要図でまず想像して頂きたい。

(3)テクニックとプレーパターン
 「岡田メソッド」では、プレーモデルを支えるものとして、「テクニックとプレーパターン」がある。サッカーのプレーは目的を達成するための行動と位置付けており、「判断」「テクニック」「インテリジェンス」「リレーション」から成り立っている。(図5参照)「岡田メソッド」では、「デカラ」「ブラッシング」「シャンク」「ドライブ」「プロテクト」といくつかのプレーパターンが重視している。ちなみに「テガラ」は、ゴールを背にしてパスを受けた時、前を向いている味方にパスを出すこと、「ブラッシング」は、パスを出した選手が、パスを出した方向に動いてリターンパスを受ける、一連のパス交換のことを指す。
※あとの3つのプレーパターンの詳細は「岡田メソッド」をお読みください。

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図5:プレーを構成する4つの要素(出典:岡田メソッド を一部編集)

(4) ゲーム分析とトレーニング計画、そしてコーチング
 原則を確立したら、選手にどう伝えるである。伝えることで重要なのが、「ゲーム分析」「トレーニング計画」「コーチング」である。
岡田メソッドは、プレーモデルが確立されているので、プレーを構成する4つの要素(ゲーム、分析、プランニング、トレーニング)を理解した上で、ゲーム分析とトレーニング計画を一体化することが重要と考えている。経営でいう「PDCA」と言えばいいかと思う。(図6)

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図6:プレーを構成する4つの要素(出典:岡田メソッド)

 ゲーム分析は、「プレーモデルに基づく分析」や岡田メソッド独自のフレームワークを使ってゲーム分析を行う。岡田メソッドでは、「プレーモデル」に合わせてゲームの成果と問題点を分析して、それに即したトレーニングをすることで、サッカースタイルが確立できると考えている。
 ゲーム分析の原則は、「大きいものから小さいもの」へ分析の観点を変えていくことである。プレーモデルに照らし合わすと、先述のプレーモデルの4つの原則へと分析の観点へと移していくことになる。(図7)

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図7:分析の観点(出典:岡田メソッド)

 トレーニング計画は、「長期的」「年間」「週間」の3つを観点に整理している。そして、1回の「トレーニングセッション」の作成方法を整理している。プレーモデルがあるからこそ、「何を学ばせるか」が明確になり、長期的なトレーニング計画が立てることができる。
 ゲーム分析、トレーニング計画を受けて、選手に対しては働きがけが必要であり、そこでコーチングの登場となる。コーチングとは、選手へ「より良い方向へ導くこと」であり、このコーチング次第で、岡田メソッドを超えた指導になりえうると考える。
 岡田メソッドでのコーチングの基本は、あくまでも「原則から導く」である。コーチがプレーモデルを理解し、選手に判断基準や材料として教え、判断(選択)を促していくことを大切にしている。

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図8:コーチングは原則から導く(出典:岡田メソッド)

(5) チームマネジメント
 サッカーはチームスポーツであり、チームとして質の向上が必要である。その役割を果たすのが、チームマネジメントである。チームマネジメントは、チームの土台を築くことである。どんなに素晴らしい戦術があっても、土台がしっかりしていないと、その戦術も活かせないことになる。チームマネジメントは、選手マネジメント、スタッフマネジメントがある。
 岡田氏は、①モラルづくり、②フィロソフィーの浸透、③目標設定、以上3点を取り組んだ。

4.「岡田メソッド」の成果
 「岡田メソッド」の成果として、F C今治とホームタウン・今治市のある学校 今治東中等教育学校について述べたい。
(1)F C今治:地域リーグ→Jリーグへ
 2014年11月に岡田氏が経営参画してから、所属していた地域リーグで成績をあげ、2016年 全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2016で優勝、J F L(日本フットボールリーグ/4部リーグ相当)に昇格。J F Lでの目論見は、1年でJリーグへ昇格する予定だったが、予想以上苦戦をし、3年間費やした結果、2019年Jリーグ(J3)に昇格した。2020年のJ3では8月16日現在 4勝2敗4引き分け(勝ち点16)で5位(全18チーム)と善戦しており、J2昇格(上位2位までが要件)も射程距離である。
 「岡田メソッド」はF C今治のトップチームだけでなく、下部組織であるユース(18歳以下)や女子チーム(ユースも含む)のチーム作りに活用されている。
<参考>F C今治ホームページ
      http://www.fcimabari.com/
      ※このホームページの中に岡田武史氏へのインタビューが以下のURLに掲載されている。
        http://www.fcimabari.com/special/t_okada/000001.html

(2)今治東中等教育学校:2019年初めて全国高校サッカー選手権 愛媛県代表で出場
 この「岡田メソッド」は、F C今治だけでなく、地域活動の一環として地元今治市の今治東中等教育学校(=中学、高校一貫教育)サッカー部でも実践された。2015年からF C今治のスタッフからコーチを受け、また、FC今治本体とも共同で練習を重ねた。その結果、今まで松山市、宇和島市、新居浜市などの高校ばかり出場していた全国高校サッカー選手権に2019年「今治市として初出場」を実現、1回戦勝利という成果を示した。

5.「岡田メソッド」からの気づき
 今回、「岡田メソッド」での気づきを以下3点であげたい。

(1)「理念」と「原則」の重要性
 「岡田メソッド」を読んで、すぐ感じたことは、「理念」がある、そして「理念」を実現するための「原則」がしっかりしていることだった。「岡田メソッド」の体系から見ると、「理念」にあたるのがサッカースタイル、「原則」がプレーモデルである。チームとしてのサッカーの方向、方針、考えがあるから、サッカーのテクニックの「原則」が初めて生きてくる。よくサッカーファンが語るのは方法、テクニック論である「戦術」、「原則」である。しかし、私の観戦での経験を振り返ると、戦術、原則だけしか理解しないようなチームは、ある程度まではいいサッカーをするが、継続は短く、やがてチームは「破綻」して、監督交代になっている。
 この通り「岡田メソッド」は、考えがあって、それを活かすための「テクニック」に展開しているが、「経営」も同じと感じる。経営者の考えである「経営理念」のある企業とない企業と比較してどうだろうか?企業にとっての「型」である「原則」は存在しているであろうか?利益改善、売り上げアップの経営課題も、その前に、「この組織でやるべきことは何か?(=原則)」がなければ、従業員はスムーズに先に進めるだろうか?経営の観点で振り返りの意味で、「岡田メソッド」のサッカースタイルとプレーモデルに関しては、何度も読み直したいと思う。

(2) 情報が整理されていて、「コンサルツール作成」の参考になる
 実はJリーグの選手数人がこの「岡田メソッド」を見て、同じような感想を言ったそうである。

 「これを最初に知ったら、自分のサッカー人生は変わったと思う。」
 「もっと早く、このようなサッカー指導書が出て欲しかった」

 私も最初思ったのは、上記の感想だった。一般に出版されているスポーツ教本は、テクニック論が主流だが、考え方まで反映するものは意外になかったりする(今度、改めてスポーツ教本を見たい)。
何よりも、アウトプットが見事に整理されていて、読みやすかったことである。
この整理にあたり、某コンサティングファーム(そこはF C今治のスポンサーになっている)が協力している。したがって、診断士の視点からいうと、いろんな手法をわかりやすく説明している。アジェンダ、フォーマットもしっくりくる。整理のいう観点もこの読み物は「買い」と感じる。
私にとっては、今後の診断、コンサルティングツールを作成する場合、この「岡田メソッド」を参考にしたい。

(3)「自律」という言葉の重さ
 もう一度書く。
 「岡田メソッド」とは、主体的にプレーできる自立した選手と自律したチームを育てることを目的とした、サッカー指導の方法論の体系したものである。
 ここでのキーワードは「自律」である。指導者に言われなくても、プレーができる。これが「岡田メソッド」の最大の目的である。
私の知っている岡田氏のサッカーは、正直「the体育会」という感じだった。一部日本代表の選手の雑誌でみたコメントの中で「岡田さんはコーチの時は、お兄さんみたいだったけど、監督になったら、体育会そのもの」というのもあったぐらいである。
岡田氏が監督として指導したコンサドーレ札幌、横浜Fマリノス、そして2014年ワールドカップ日本代表での印象は、「闘志を全面にして、守備の形は組織的ガチガチに固めて、カウンターで攻める」という感じで、岡田氏の考えは、そのチーム状況の「現実(よく私はリアリズムと言ってしまう)」に即したものを選手に伝え、実行するような感じで、「自分で考えるサッカー」にはとても見えなかった。(ここはあくまでもいちサッカーサポーター(ファンである北海道コンサドーレ札幌サポーター)の戯言と思い、一つの所感で聞いてください。)しかし、その3つのチームの成果は、コンサドーレ札幌はJ2優勝→昇格、横浜FマリノスはJ1 2年連続優勝、そして日本代表は、前評判を見事に裏切ったベスト16進出と最高クラスの結果を出したことも記載する。この優秀な経歴の後で、今までの発想を思いっきり転換して作り上げたことをまず、頭の隅に入れて欲しい。
 「自分で考えろ」と言うのは簡単である。しかし、実際に「自分で考えろ」をやらすのはどうであろうか?その答えを「岡田メソッド」で得た気がする。「岡田メソッド」を作り上げるには、F C今治のスタッフと岡田氏の今治市の自宅でまるで合宿を毎日しているような感じで何度も議論したそうである。「岡田メソッド」を読んで、チームを「自律」にさせるためには、こんなにたくさんの準備が必要なのか、というのを私は思い知った。この「自律」という視点で、また先述の観点であるコンサルティングツールを作り上げる過程を想像しながら、「岡田メソッド」を読み返してみたい。
 
最後に
 以上、「岡田メソッド」の内容の一部を紹介した。詳細は、「岡田メソッド」本書を読むことを進めたい。サッカーに、スポーツに興味ない人も、「経営書」としてさらに「経営ツール」として、「岡田メソッド」を読むことをお勧めしたい。

 私が思うに、サッカースタイル(=経営理念)が確立されている日本のチームは、ジーコが構築した「ジーコスピリッツ」をベースとした鹿島アントラーズ以外ないと思っていた。20年間監督が誰であろうと、「ああ、鹿島のサッカーをやっている」と感じていた。その結果、鹿島はJリーグ最多のタイトルを持つチームになっている。
※ちなみに、私にとって鹿島アントラーズは敵対心しかない(応援しているチームが負けっぱなしだから)
 「岡田メソッド」は、四国・今治市の地で、誰が監督になろうと「サッカースタイル」「経営理念」は変わらないことを目指している。DAZN(ネット配信)中継でF C今治のDAZN(ネット配信)中継を見ているが、強豪相手になかなか面白いサッカーをやっている。
F C今治はこれからのクラブと思う。「岡田メソッド」も多分完成品でないだろうから、これからも、スタッフが試合を通じて、議論して、どのようなものに変わっていくか?楽しみである。今の「岡田メソッド」の内容を照らし合わせながら、今後のF C今治の動向を追いかけていきたい。

<参考文献>
岡田メソッド  
-自立した選手をどう育て、自律した組織をつくる16歳までのサッカー選手指導体系-
(岡田武史著/英治出版)

<参考URL> ※もっと「岡田メソッド」の理解を深めるために紹介します
OKADA METHOD の紹介(F C今治ホームページより)
http://www.fcimabari.com/club/method.html

FC今治のフットボール/今治モデル構想とは。
https://imabari-yume.me/n/n603478ddabf9

<プロフィール>
中原 裕之
中小企業診断士(1998年登録)、I Tコーディネーター(2002年登録)
東京都中小企業診断士協会 実務従事支援部副部長
※2020年6月まで中央支部実務従事支援部部長
スポーツビジネス研究会(東京協会)所属
北海道コンサドーレ札幌 リレーションシップ・パートナー ブロンズ(BRONZE)登録
https://www.consadole-sapporo.jp/partner/support/