「中央支部カンファレンス2014」開催報告
One for All, All for One
~ 私がプロデュースする中央(新)スタイル! ~
5月24日(土)、秋葉原UDXカンファレンス6階にて、「中央支部カンファレンス2014」が行われ、昨年を上回る279名の参加者が集いました。以下、概況についてご報告いたします。
●第1部 開会セレモニー&支部大会 (12:50~14:15)
■開会セレモニー (12:50~13:00)
初の女性支部長となる八木 田鶴子次期中央支部長のご挨拶により中央支部カンファレンス2014が始まりました。また、兼子 俊江実行委員長より当日の概要について、青年部の坪井会員よりスタンプラリーについてご説明いただきました。
■支部大会 (13:00~14:15)
昨年に続き、司会進行を務める鳥海 孝総務部長の開会宣言により、中央支部大会が始まりました。
□黙祷
冒頭に、中央支部の発展にご尽力いただき、亡くなられた先輩諸氏を偲んで黙祷がささげられました。
□支部長挨拶
続いて、松枝 憲司中央支部長より、ご挨拶をいただき、支部大会の経緯と位置づけなどについてお話いただきました。
□平成25年度事業報告
松枝支部長より、平成25年度事業の総括、プロジェクトおよび特記事項、各部事業実績について、以下の通りご説明をいただきました。
・総括
-事業計画については概ね執行し活動成果をあげることができた。
-全体では予算内であった。(黒字予算&決算)
-東京協会の法人化等に伴う外部機関からの種々の支援案検討に積極的に対応した。
・プロジェクトおよび特記事項
-女子会プロジェクト、企業内診断士活性化プロジェクト等の新機軸の紹介と活動報告。
-外部からの個別支援依頼に対応する専門員制度の紹介と専門員募集。
-東京協会等への主な推薦実績の紹介。昨年から経営改善計画策定支援を開始。
-経営改善計画策定支援等にて、今年度の利用増加が見込まれる大信モデルの紹介。
-地域プラットフォームとミラサポの専門家登録についての紹介。
・各部事業実績
-各部がさまざまなテーマをもって年間数十回にわたるイベント・セミナーを開催。
□平成25年度決算報告
続いて、平成25年度の決算報告が行われ、高野 武彦経理部長による決算ハイライト説明、ならびに、今宿 博史内部監査委員による監査報告が行われました。
□松枝支部長退任挨拶
平成26年6月17日を持ち中央支部長の任期を終えられる松枝支部長より、退任のご挨拶をいただきました。
松枝支部長は、当時、中央支会最後の総会にて中央支会長に就任され、翌年の東京協会法人化に伴い、そのまま中央支部長になられ、合計3年間、支部長をお務めいただきました。
法人化に伴うインフラ整備、財務体制の改善による決算黒字化等、3年間の実績を総括いただきました。
そして、”中央支部の多様・多彩な人材が思う存分活動し、中央支部として新たな飛躍ができるよう”、とのお言葉を頂戴いたしました。
□執行部入れ替え
ここで、平成25年度執行部メンバーから、26年度執行部メンバーへと座席が入れ替わりました。司会進行は鳥海総務部長から、土田 健治次期総務部長に代わりました。
□平成26年度新体制紹介
そして、八木次期支部長よりご挨拶をいただき、スローガン「One for All, All for One 中央支部の会員力を集結~チームプレイで高い成果を!」の発表、および基本方針について、以下の通りご説明をいただきました。
・スローガン
-「One for All, All for One」の最後の「One」は、「ビクトリー、勝利、成功」と解釈。
-中央支部の会員力を集結して、チームプレイで高い成果を上げていこう、という意味合い。
-中央支部会員全員に、中央支部の活動に参加してほしい、という思いを込めている。
・基本方針
-東京協会および他支部との連携・協力。
-魅力ある東京協会・中央支部活動のあり方の提供・実践。
-ビジネス機会や研鑽の機会等の場の創造・提供。
-東京都関連の受託事業等の一層の推進。
-4区行政・公的支援機関等、中小企業支援機関との関係の深耕。
□中央支部執行部紹介
中央支部次期執行部の紹介が行われ、紹介された執行部各位が起立して挨拶いたしました。また、八木次期支部長より、役員構成の特徴についてご説明いただきました。
□平成26年度事業計画説明
続いて、支部プロジェクト紹介が行われ、各プロジェクト・部会の方針、事業計画について、各プロジェクトリーダーならびに部長よりご紹介いただきました。
□平成26年度予算説明
高野経理部長より、平成26年度の予算説明が行われました。
□連絡事項
中央支部のメンバーが中心となって立ち上げた東京協会復興支援委員会より、中央支部会員でもある佐々木会員から、魚の形の手作りキーホルダー「Oshima fish」のご紹介をいただきました。東日本大震災を機に生産されたこのキーホルダーを手元に置くことで、防災意識をもってもらえたら、とのご連絡をいただきました。
□閉会
土田次期総務部長の閉会宣言により、中央支部大会が滞りなく終了いたしました。
●第2部 分科会(14:30~17:20)
会場を分けて5つのイベントが行われ、それぞれ新入会員の皆さんを含む多くの会員でにぎわいました。
■研究会・マスターコース活動説明会(プレゼンテーション、ブース相談会)
研究会部の主催により、中央支部認定の研究会とマスターコース(MC)のうち、24の団体が参加して行われました(以下発表順)。おのおのの力の入ったプレゼンテーションとブースでの熱心な説明に、参加者も真剣に情報収集に動き、会場は活気に溢れていました。
・老舗企業研究会
・目標必達のコンサルティング(MC)
・ビジネス英語研究会
・夢をカナエルプロコン養成(MC)
・ビジネスデータ分析研究会
・製造業研究会
・ニュートレンド研究会
・プロ講師養成講座(MC)
・みんなのプロコン塾~活躍する診断士の王道、テオリア・メソッド!(MC)
・稼げる!プロコン育成塾(MC)
・中小企業経営経済研究ゼミナール
・女性のビジネス支援(MC)
・経営革新のコンサルティング・アプローチ(MC)
・売れる!人気プロ研修講師・コンサルタント養成講座(MC)
・中国語研究会
・経営革新プロジェクトマネージャ養成コース(MC)
・代理店ビジネス研究会
・フレッシュ診断士研究会
・ファッションビジネス・リデザイン支援(MC)
・企業内診断士ビジネス連携研究会
・戦略経営支援塾(MC)
・国際会計と財務戦略(MC)
・ものづくりプロコン養成コースTKKマンダラ法(MC)
・能力開発研究会
■中央支部 部会説明会
総務部主催により、中央支部の「縁の下の力持ち」である11の部会が、第1部の支部大会では語りきれなかった各部の特徴、入部メリット等のプレゼンテーションを行いました。
■資格の活用・再活用!ディスカッション大会(脱・役に立たない診断士)
問題を反対から見つめ、考えることにより、今まで考えてこなかったことや、常識や既存の習慣・考え方から脱却することを目的としたグループディスカッション大会が開かれました。
ディスカッションは計3回にわたり行われ、「診断士を取って貧乏になるには?」、「役に立たないスキルの低い診断士になるためには?」など、まさに問題を逆の視点から考えることで、ユニークな意見が続出しました。
■ノウハウ伝授!実務従事ポイントの取り方講座
診断実務向上支援部による、実用的な講座として開催された本プログラムは、多くの参加者の関心を呼び、既存会員だけでなく新入会員の姿も見受けられる中、ほぼ満席の状況で始まりました。
初めに木伏診断実務向上支援部長より「実務従事ポイントの取り方基本講座」と題し、多種多様なポイント取得方法について、懇切丁寧かつ多くの「コツ」を含んだ実用的な内容で説明がありました。
次に、4人の会員による「実務従事ポイントの取得体験談」が語られました。
こちらも取得事例・手法が異なった内容となっており極めて参考になる内容でした。
■キャリア・カウンセリング
会員部の主催によるキャリア・カウンセリングは、対象を新人から登録5年未満の方まで広げ、相談時間も延長して行われました。独立・企業内・女性・中央支部役員と、各々経験豊富なベテラン診断士が30名を超える会員の相談に応じました。貴重な機会を最大限活かそうと時間ぎりぎりまで真剣に相談する参加者の姿に、カウンセラーの先生方も力が入っているご様子でした。
●第3部 会員交流会(17:30~19:00)
□開会
17:30、総合司会の南雲 智子会員、濱口 誠一会員の開会宣言により、会員交流会が幕を開けました。
□八木次期支部長挨拶
八木次期支部長より、”参加者の皆さんが交流を深められるよう”、とのご挨拶をいただきました。
□来賓ご挨拶
続いて、千代田・中央・港区の各区役所および東京商工会議所、東栄信用金庫ならびに東京協会と各支部のご来賓の皆様、そして小出康之東京協会会長にご挨拶をいただきました。
・千代田区役所 区民生活部区民商工課 課長 小川 久美子様
・千代田区役所 区民生活課商工融資係 係長 地曳 武様
・中央区役所 区民部商工観光課 課長 田中 智彦様
・港区役所 産業・地域振興支援部経営支援担当 課長 齋藤 博様
・東京商工会議所港支部 シニア地域振興コーディネーター 事務局長 岩政 靖様
・東京商工会議所中央支部 シニア地域振興コーディネーター 事務局長 蓮池 秀夫様
・東京商工会議所中央支部 事務局次長 渋谷 貴司様
・東栄信用金庫 業務部 次長 田村 光彦様
・東栄信用金庫 篠崎支店 支店長代理 渡邊 克尚様
・東栄信用金庫 企業支援課 主任 吉田 賢様
・東京協会 会長 小出 康之様
・東京協会 副会長 池田 安弘様
・城東支部 総務部長 谷川 隆一様
・城西支部 副支部長 柴原 廣次様
・城南支部 新支部長 森川 雅章様
・城北支部 前支部長(顧問) 古川 弘様
・三多摩支部 新支部長 若槻 直様
□乾杯
そして、小林勇治中央支部顧問より、”心の偏差値を上げて中央支部の力になれるように”、とのお言葉とともに乾杯のご発声をいただき、歓談タイムへと突入いたしました。
□歓談
青年部主催の会場では、会員の交流を促進するため、テーブル毎に「研究会・部会・企業内診断士」など特定のテーマがあるほか、名札に話題のきっかけを用意するなど、話しやすい工夫も凝らされていました。また、「資格活用・再活用ディスカッション大会」で作成・発表された資料の展示と、当日撮影された各イベントの写真を会場モニターでスライドショーとして放映し、支部交流会会場に華を添えていました。
□2013診断士of the year
昨年1年間、中央支部活動に大きく貢献した会員の皆さんを労い、感謝の意を込めて表彰する「2013 診断士 of the year」が行われ、以下の皆さんが表彰されました。
<2013 診断士 of the year>
・青木 公司会員
・赤羽 豪会員
・飯野 純夫会員
・石川 秀朝会員
・磯山 隆志会員
・伊藤 孝一会員
・大草 昭人会員
・大根田 陽介会員
・大野 進一会員
・小川 亮一会員
・小林 敬幸会員
・小山 誠一郎会員
・神宮司 絢佳会員
・田村 隆一郎会員
・星野 祐介会員
・松島 大介会員
・村山 聡会員
・柳 義久会員
・山岡 達也会員
・山根 孝一会員
・山本 光康会員
<新人賞>
・磯山 隆志会員
<MVP>
・田村 隆一郎会員
<特別賞>
・鳥海 孝総務部長
□スタンプラリー大抽選会
当日の全プログラムを通じた参加型イベントとして、スタンプラリー大抽選会が行われました。DMの持参やカンファレンス中の行動でスタンプを集めることができ、それによって当選確率が上がっていくという仕掛けでした。皆様、積極的にスタンプを集めてくださったようで、すべて集めた方が多いことに驚かされました。
1等賞品である大人気タブレット「Nexus7」は、村上 正夫会員が勝ち取りました。
見事に景品を獲得された皆様、おめでとうございます。
□Oshima fish
会場では、第一部の支部大会でご紹介いただいた復興支援の手作りキーホルダー「Oshima fish」の販売が行われました。価格1,500円の内、400円を中央支部の名前で寄付いただけ、残りの1,100円は被災者の方の売上になるとのことで、ご用意いただいたキーホルダーすべて完売となりました。
□中締め
引き続く歓談の後、松枝 憲司中央支部長、兼子 俊江実行委員長の中締めをもって、盛会のうちに終了いたしました。中締め後も皆さま話し足りないご様子で、大変名残惜しそうにされていたことが印象的でした。