「中央支部カンファレンス2013」開催報告
~中央支部の活動報告と会員交流・ネットワークの拡大~
「Change を Chance に!」
5月25日(土)、秋葉原UDXカンファレンス6階にて、「中央支部カンファレンス2013」が行われ、250名を超える参加者が集いました。以下、概況についてご報告いたします。
■第1部 開会・ミニ講演会(13:00~13:55)
□開会
13:00、松枝 憲司中央支部長の開会宣言により中央支部カンファレンス2013が始まりました。
松枝支部長からは、”本日は昨年を上回る260名近い参加者となった。この4時間を参加者皆さんにとっての有意義なイベントにしてほしい。ぜひ積極的にネットワークを得ていただきたい。”とのお言葉をいただきました。
□ミニ講演会
今回最初のイベントは、今年のカンファレンスの目玉の一つ「ミニ講演会」です。
CRC企業再建・承継コンサルタント協同組合の代表理事である真部 敏巳様を講師にお招きし、「ポスト金融円滑化法時代の幕開けと中小企業再生の新たなフェーズ」と題して、最新の実例を踏まえた中小企業再生実務の現場レポートについてご講演いただきました。
司会の田端 恭江会員よるプロフィール紹介に続いて、真部様が壇上に上がられ「ミニ講演会」が始まりました。
CRCの設立理念のご紹介にはじまり、企業再建と事業再生の違い(CRCは企業再建支援)、再建支援の手法などについて丁寧な説明がなされ、まとめのポイントとして、
①事業価値と企業価値の違いを明確にして、企業再建と撤退を判断する。
②債務者も債権者も冷静に経済合理性を追求するべきである。
③起業のときの理念に戻って企業の存在意義を問い直す。
④撤退はもっとも困難な最期の決断である。
の4点が示されました。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」の言葉で締めくくられた講演は、中小企業再建支援に対する真部様の熱い心が伝わってくるものでした。
参加者の拍手鳴り止まぬ中、盛況のうちに終了いたしました。
※CRC企業再建・承継コンサルタント協同組合のホームページはこちらからご参照いただけます。
http://www.crc.gr.jp/
■第2部 分科会(14:05~17:20)
ミニ講演会終了後、会場を分けてのイベントが行われ、それぞれ新入会員の皆さんを含む多くの会員でにぎわいました。
□ミニ講演会講師交流
ミニ講演会の講師、CRC企業再建・承継コンサルタント協同組合 代表理事の真部 敏巳様を囲んでの講師交流会が行われました。多くの方が真部様に直接質問できる貴重な機会を得ていました。
□研究会・マスターコースの紹介プレゼンテーション・ブース出展
研究会部の主催により、「研究会・マスターコースの紹介プレゼンテーション・ブース出展」が行われました。中央支部認定の20の研究会と14のマスターコースのうち、以下(発表順)の皆さんによって活動報告プレゼンテーションと新規勧誘が行われ、多くの参加者で盛り上がりました。
・ビジネスデータ分析研究会
・稼げる!プロコン育成塾
・ものづくりプロコン養成コース TKKマンダラ法
・目標必達のコンサルティング
・国際会計と財務戦略
・ファッションビジネス・リデザイン支援
・「夢をカナエル」プロコン養成
・戦略経営支援塾
・プロ講師養成講座
・老舗企業研究会
・経営革新のコンサルティング・アプローチ
・MIF(生産革新フォーラム)研究会
・女性のビジネス支援
・売れる!人気プロ研修講師・コンサルタント養成講座
・フレッシュ診断士研究会
・代理店ビジネス研究会
・企業内診断士ビジネス連携研究会
・経営革新プロジェクトマネージャー養成コース
・中小企業経営経済研究ゼミナール
・能力開発研究会
・起業研究会(ブースのみ)
・中国語研究会(ブースのみ)
・ニュートレンド研究会(ブースのみ)
・IBS(インテリアビジネス)研究会(ブースのみ)
□ワールドカフェ
国際部の主催により、「グローバル時代、中小企業診断士としてどう生き残る?どう楽しむ?」をテーマにワールドカフェが行われました。世界のお菓子を味わいながらの進行に皆さん大いに盛り上がりました。討議の成果は第4部の会員交流会会場にボードで張り出されました。
□診断士のためのセミナー企画法
ビジネス創造部の主催により、「SNSを活用したイベント集客術!?」をテーマにセミナーが行われました。講師の平井 彩子会員によりセミナー集客の極意が伝授され、参加者一同にうなづいていました。
□キャリアカウンセリング
会員部の主催により、新入会員向けのキャリアカウンセリングが行われました。イベントとして初の試みであり、独立・企業内・セミナー講師など各方面で活躍している20名の先輩診断士が、40名近くの新入会員の相談に応じました。企業内での診断士資格の活かし方やプロコンへのはばたき方など、新入会員の皆さんそれぞれにヒントをつかんでいました。
■第3部 支部大会(15:40~16:30)
15:40より、230名の中央支部会員の方々が再び大会場に集合し、支部大会が行われました。
□中央支部大会開始
鳥海総務部長の開会宣言により中央支部大会が始まりました。
□黙祷
冒頭に、中央支部の発展にご尽力いただき、亡くなられた先輩諸氏を偲んで黙祷がささげられました。
□議長挨拶
続いて、松枝支部長より議長挨拶が行われ、支部大会の経緯と位置づけなどについてお話いただきました。
その後、松枝議長より、診断協会組織説明をはじめ、これまでの実績のポイントとこれからの活動のポイントなどの説明が以下のとおり行われました。
□診断協会組織説明
診断協会の各組織の説明が行われました。以下、説明の概要です。
・今年の4月1日に連合会本部も一般社団化し、2008年からの公益法人移行問題がようやく完了した。
・中央支部が所属する東京協会は約4,000名、6支部。うち、中央支部は1,500名。
・4区診断士会が各区との連携を推進。本日の懇親会にも来賓としてご参加いただいている。
□中央支部執行部紹介
中央支部執行部の紹介が行われ、紹介された執行部各位が起立して挨拶いたしました。
□平成24年度実績報告
平成24年度の実績報告が行われ、高野 武彦経理部長による決算ハイライト説明、今宿 博史内部監査委員による監査報告が行われました。
□平成25年度事業計画説明
平成25年度の事業計画説明が行われ、女子会プロジェクトをはじめとする新機軸の紹介や予算のポイント説明が行われました。
□閉会
鳥海総務部長の閉会宣言により、中央支部大会が滞りなく終了いたしました。
■第4部 会員交流会(17:30~19:00)
□開会
17:30、総合司会の岡田 光太郎会員の開会宣言により、会員交流会が幕を開けました。
□松枝支部長挨拶
松枝支部長より、皆さんが有意義なひと時を過ごされるよう、とのご挨拶をいただきました。
□来賓ご挨拶
続いて、以下ご来賓の皆様のご挨拶をいただきました。
・港区 産業・地域振興支援部 部長 塚田 浩一様
・港区 産業・地域振興支援部 経営支援担当課長 沼倉 賢司様
・中央区 区民部 商工観光課長 守屋 澄男様
・東京商工会議所 中央支部 事務局長 山下 昌敏様
・東京商工会議所 中央支部 事務局次長 渋谷 貴司様
・東京商工会議所 港支部 事務局長 岩政 靖様
・東京協会 会長 小出 康之様
・東京協会 副会長 青木 弘文様
・城西支部長 野村 潔様
・城南支部長 足立 秀夫様
・城北支部長 古川 弘様
・三多摩支部長 米田 英二様
・城東副支部長 大高 直美様
□乾杯
そして、小出康之東京協会会長より乾杯のご発声をいただき、歓談タイムへと突入いたしました。
□虎の穴プロジェクト(高度実践型支援人材育成事業)事例紹介
金綱 潤副支部長と実際に本プロジェクトを受講された東栄信用金庫 本店営業部 部長代理の渡辺 克尚様から、東京協会の虎の穴プロジェクト(平成24年度高度実践型支援人材育成事業)の概要ならびに受講を通じて得られた気づきなどについてのお話をいただきました。
□2012 中央支部会員 of the year
昨年1年間、中央支部活動に大きな貢献した会員の皆さんを労い感謝の意を込めて表彰する「2012 中央支部会員 of the year」が行われ、以下の皆さんが表彰されました。
<2012 中央支部会員 of the year>
・飯野 純夫会員
・吉村 信行会員
・青木 公司会員
・土田 健治会員
・三澤 響会員
・山根 孝一会員
・小川 亮一会員
・田村 隆一郎会員
・日置 律子会員
・石川 秀朝会員
・伊藤 考一会員
・藤崎 学会員
・加藤 茂会員
・橋本 博之会員
・久保田 浩矢会員
・山岡 雄己会員
・岡本 昌樹会員
・小林 広和会員
・西原 寛人会員
・静永 誠会員
・村山 聡会員
・平井 彩子会員
・小山 誠一郎会員
・岡田 光太郎会員
・青木 正恵会員
<新人賞>
・岡田 光太郎会員
<MVP>
・飯野 純夫会員
・吉村 信行会員
<特別賞>
・鳥海 孝副支部長(新事務所移転プロジェクト)
・八木 田鶴子副支部長(新法人対応プロジェクト)
□大抽選会
お楽しみイベント「大抽選会」が行われ、以下の会員の皆さんが目出度く賞品を勝ち取りました。
・岡本 昌樹会員
・小野 裕之会員
・中山 景資会員
・田村 隆一郎会員
・橋本 泉会員
・中畑 桂子会員
・小野 隆良会員
□中締め
引き続く歓談の後、佐藤正樹副支部長の中締めをもって、盛会のうちに終了いたしました。