1月27日(日)、中央支部実務従事支援部主催により「正副指導員のためのお役立ちミーティング」を開催いたしました。東京都中小企業診断士協会が推進する実務従事制度において、指導員、副指導員の立場にて、「指導員になりたいがどうすれば良いのか」「他の指導員がどのような案件指導をしているのか」「副指導員に登録したのはいいが指導経験がない。」といった悩みを解決する情報交換の場として、今回のミーティングを実施しています。
 前半は、まず中央支部実務従事支援部より実務従事制度の説明を行い、関連してこの1年の実務従事に関するトピックス、活動を紹介しました。次に、経験豊かな正副指導員経験者3名によるパネルディスカッションを実施、実務従事指導員・副指導員になったきっかけや、その役割、やりがいをテーマにお話しをいただきました。
 後半は、「実務従事指導の手引き」のタイトルで、まず実際のコンサルティング経験を踏まえてのチームビルディングを紹介、次に、中央支部 八木 田鶴子顧問(前中央支部支部長)より、実務従事の場において必要なプロセス、ノウハウや多彩なスキル、ツールを実務従事の手引きとしてご紹介いただきました。ご本人が主催されているマスターコースにて使用されている各種ツールも惜しみなくご紹介いただき、その日から中小企業診断士の武器となるヒントが満載の講演をいただきました。
 ミーティングを通じて中小企業診断士が持つべきスキルやノウハウについて新たな気づきを得ることも多く、今後より多くの中小企業診断士がスキルアップを図るためにも実務従事制度の重要性を再認識する貴重な時間を過ごすことができました。

中央支部 中川健史

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