先日の4月27日(土)、秋葉原UDXにて中央支部カンファレンス2024が開催されました。毎年4月に新人診断士の勧誘の場と支部会員同志の親睦を兼ねて実施しております。今年は「楽しく学ぶ! 仕事につながる!知り合う!ためになる」をモットーに、とりどりのイベントを混じえて行われました。今年の参加者は既存会員273名、未入会・新人会員90名、外部講師など2名の計365名と大盛況での開催なりました。

なお、カンファレンスは下表の構成で実施されています。第1部の15時30分以降は「ミニセミナー」と「研究会・マスターコース・4区相談会」を同時進行で実施しました。

図1

~第1部~

【① 開会セレモニー】

・カンファレンス開催宣言

・支部長歓迎メッセージ

・支部表彰

高橋利忠・中央支部新支部長
高橋利忠・中央支部新支部長

小島副支部長による高らかな開会宣言が行われ、カンファレンス2024の幕が開けました。そして、今年度就任した高橋利忠・中央支部新支部長が歓迎メッセージを送り、中央支部のテーマは「挑戦!」であると宣言されました。
また昨年度中央支部活動にて活発に活動し貢献された会員より、特に活躍された方を選考し、「中央支部 of the year」として表彰しました。総勢36名+1グループが高橋支部長より表彰状を授与されました。また新人賞は石田美奈子会員、MVPは中村 慎吾会員が受賞しました。

 

 

中央支部 of the year 表彰式 受賞者
中央支部 of the year 表彰式 受賞者

第1部 PART1———【② 基調講演】スクウェア・エニックス・ホールディングス 元社長 松田洋祐氏

「コンテンツビジネスと企業経営」

松田洋祐氏
松田洋祐氏

スクウェア・エニックス社はドラゴンクエストやファイナルファンタジーなど擁する日本を代表するゲームメーカーで、松田氏は10年間社長として当社を牽引されました。ゲーム好きにはご存知の方も多いと思います。今回はご自身の実績をもとに「コンテンツビジネスと企業経営」について熱く語られました。「コンテンツビジネスとは、企業の見えない価値を見える化すること」という信念のもとで、モノからコトへと変遷してきた産業界の流れを、ご自身の経験とゲーム業界の歴史を踏まえてわかりやすくお話して下さいました。

 

 

 

 

第1部  PART2———【③ 研究会マスターコース説明会】

研究会マスターコース説明会
研究会マスターコース説明会

中央支部が誇る多彩な団体のうち19グループが参加し、活動内容の説明を行いました。3分30秒と限られた時間のなかで、いかに自分の団体の魅力を訴え会員の興味をひきつけかるかが競われました。各代表が工夫を凝らしそれぞれに個性的に表現していて、プレゼンテーションの競演としても見応えがありました。

 

【④ フリートーク ラウンジ】広い会場をくまなく歩きまわって「ちょっと一息をつきたい!」という方のために、コーヒーとお茶でリラックスする場をもうけました。トークテーマも「キャリアプラン」「独立診断士の生活リズム」などを用意していましたが、新人の診断士にとって悩みや不安を解消する場にもなりました。

 

【⑤ビジネスプロフィール 写真撮影会】

 ビジネスプロフィール 写真撮影会
ビジネスプロフィール
写真撮影会

プロカメラマン、熊谷博一氏によるビジネスプロフィール用写真撮影が、前もって希望者を募り実施されました。熊谷氏は、国内外で有名アーティストや著名人、アパレルブランドの撮影や広告、イベントの撮影などで活躍されている方です。撮影風景は和やかで時には笑い声も混じりながら行われました。皆、熊谷氏の要望のままにポーズを何通りもとっていましたが、それによってその方の魅力がどんどん引き出されていくようでした。

 

 

 

 

 

第1部  PART3———【⑥ミニセミナーとパネルディスカッション】

<ミニセミナー1> ⽯⽥充弘 会員

⽯⽥充弘 会員
⽯⽥充弘 会員

「経営デザインシートを使って明るい未来を共に創ろう︕」

経営デザインシートは企業の伴走支援を行うときに必須かつ強力な思考ツールです。その仕組みと構造だけでなく、何ため、そしてどのように使うのかについて、石田会員より懇切丁寧な講義が行われました。

 

 

 

 

 

<ミニセミナー2> 伊藤きよ枝 会員

伊藤きよ枝 会員
伊藤きよ枝 会員

「そうだ、Facebook広告を出そう」
Facebook広告は診断⼠も小規模企業も使える低予算低リスクの告知ツールです。同時に様々なターゲットやリーチ数なども設定可能なので、情報をまっすぐ届けたい相手に届けることができる優れたマーケティングツールといえるでしょう。今回は診断士としての自分自身にも、クライアント企業にも役立つ、大変実践的な講義をして頂きました。

 

 

<パネルディスカッション> 村上雅宣 会員 ⼩泉篤史 会員 (司会 小山俊一 会員)「診断⼠としてのビジネスチャンスの⾒つけ⽅」
〜私はこうやってチャンスをつかんだ︕ 〜

左から⼩泉篤史 会員 村上雅宣会員  (司会 小山俊一 会員)
左から⼩泉篤史 会員 村上雅宣会員  (司会 小山俊一 会員)

「中小診断士の資格を取得した後は、どうやって仕事を見つけるか」は、皆がもつ悩みです。村上会員は企業内診断士の立場から、⼩泉会員は独立診断士の立場から、ご自身の体験を語りながら多数のヒントを提供されました。診断士協会や四区診断士会の利用の仕方、リアルな出会いと飲み会の有効活用法、はたまた診断士としての知識やスキルを本業の会社で役立てる方法など、盛り沢山でした。今回のお話によって、とくに新人の企業内診断士の会員はおおいに勇気づけられたのではないでしょうか。

 

【⑦ 研究会・マスターコース・四区診断士会・部会ブース相談会】

研究会・マスターコース・四区診断士会・ 部会ブース相談会
研究会・マスターコース・四区診断士会・
部会ブース相談会

上記19団体の研究会・マスターコースに加えて、四区診断士会、11の部会の相談会が開かれました。これは新人診断士が直接関係者に質問できる数少ないチャンスです。参加者たちは真剣に質問し、勧誘する側は非常に熱心に勧誘していました。会場は人がぎっしり集まり、大変な熱気となりました。

 

 

 

 

第2部———【⑧ 懇親会】 立食形式による懇談、ゲーム企画

 懇親会のクイズ大会 の光景
懇親会のクイズ大会 の光景

参加者は194名と、大盛況でした。まず、来賓のかたがたのうち、松枝憲司 中小企業診断協会会長より壇上からメッセージを頂きました。その後、高澤彰 埼玉県中小企業診断協会会長によるお言葉が続き、森川雅章 東京都中小企業診断士協会 会長の乾杯の音頭で幕を開けました。懇親会では会員同士で名刺交換を行い積極的に新しい出会いを求めたり、歓談に花を咲かせて旧知を温めたり、楽しいひと時を過ごしました。またテーブル対抗・景品付きクイズ大会も行われました。「秋葉原に関する」トリビアな難問を会員たちが次々と正解し、さすが診断士!と言う声もあがりました。最後は高橋支部長より閉会の挨拶でお開きとなりました。

 

 

 

松枝憲司 中小企業診断協会会長
松枝憲司
中小企業診断協会会長
 森川雅章 東京都中小企業診断士協会 会長
森川雅章
東京都中小企業診断士協会 会長